雙葉

 御三家の学校であるが、計算問題中心の出題である。一見、応用問題のように見えるが、実際に解いてみると、単純に長さ等を求める問題が出題される。しかし、安心してはならない。なぜなら、その計算が余りに面倒なのである。計算の工夫のしようがなく、力技で解いて行く問題が多い。例えば、2008年2月1日の入試にて、答えが2008.21になる計算問題が出題されている。本校の問題を解くときは、自分の計算を信じることが重要である。他校で見たことがない値が出ても、疑ってはならない。最後まで計算をやり抜いて欲しい。試験中に何度も不安を感じるだろう。しかし、本校の入試問題の特徴、過去問演習を思い出し、問題を解ききって欲しい。解ききった受験生だけが、合格することができるだろう。